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メッセージ
私たちTAKETOKI実行委員会は、イベント開催を通じて、放置竹林課題、クマ遭遇の被害解決に取り組んでいます。文化とアートが栄える金沢の特徴を活かし、社会課題の解決を目指す文化・アート事業を行っています。社会課題を解決するために何か「やらなきゃ」と思わせるのではなく、私たちが魅力的なプロジェクトを行うことによって、自ら積極的に「やりたい」と思える人を増やしたいという思いで取り組んでいます。活動の例としては以下のようなことを行っています。
・放置竹を使用たアート制作による、放置竹林の課題啓発
・アート制作で使用した竹を炭にし、植林事業の土壌改良材として活用する取り組み
今後は、金沢市内数か所の竹林を会場とした音楽フェスの開催により、クマが街へ出没することを、楽しみながら防止するサスティナ音楽フェスも開催する予定です。
私たちと一緒にこの活動を盛り上げてくれる、企業、民間団体、教育機関の方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください!
具体的にはこんなことをしています
放置竹林とは、竹製品の消費減少や管理する人手の不足などにより放置されてしまった竹林のことです。森と街との境界線にある放置竹林は年々拡大しており、雑木林を枯らしたり、野生動物のすみかになったりと、里山の周辺環境を悪化させています。
この地域課題を解決するためには、放置された森林や竹林を整備し、また担い手の育成や木や竹の利用拡大を行うことで、放置竹林の根本的な原因を解消する必要があります。しかし、それらの実行はなかなか難しいため、まずは少しでも多くの人たちに放置竹林について知ってもらい、里山へ足を運ぶ機会を増やします。
2021年度は、「令和3年度金沢市協働のまちづくりチャレンジ事業」として、金沢市、金沢市立高岡中学校、金沢機工(株)等と協働し、アート制作を通じて、放置竹林問題解決に取り組むプロジェクトを行いました。
2022年度は、金沢市と協働で行うまちづくりチャレンジ事業や、全国一斉に竹にあかりを点灯する「みんなの灯火」プロジェクト(石川県代表)、金沢市内のお寺でアート展示を行う「オテラート金澤」イベントへの参加、石川県のSDGs修学旅行プランの発信を行っています。
活動してみての手応えや反響など
TAKETOKI実行委員会が、まちづくり、里山づくりの新たなコミュニティとして、活動を広げることができていると強く実感しています。また、同じ放置竹林という課題に取り組む学生や他団体との繋がりも広がってきており、今後のプロジェクトの大きな機動力にもなってきています。
今後の活動や目標、夢
サスティナ音楽フェス「TAKETOKI」の開催を企画しています。放置竹林で賑わいを作り、音を出すことは、課題の一つになっているクマが街へ出没するのを防ぐ「境界線」としての役割を果たします。また、サスティナ音楽フェスは市民、企業、行政とが手を取り合い、より楽しく、より多くの人々が地域課題へ取り組む機会を創出します。
目指すは、金沢市内数か所を会場としたサスティナ音楽フェスの同時開催です。同時に行うことで、「境界線」としての効果をより強めることができます。
2023年6月に湯涌地区1ヶ所、2024年5月に金沢市内3ヶ所、2025年5月に金沢市内5ヶ所での開催を予定しています。
お願いしたいこと
一緒にサスティナ音楽フェスを盛り上げてくれる、企業、民間団体、教育機関を募集します。
・運営メンバーとしての参加(メンバー)
・企業や団体の強みを活かした、知識、業務協力(協働パートナー)
・協賛金支援(スポンサー)
・炭化した竹炭の利用(事業提供)
上記以外の関わり方についても一緒に考えていければと思います。
協力できること
- SDGsへの取り組みとして発信(CSR)
- 企業や団体のSDGs活動として、レクリエーションツアー開催
- フェスのWEBなどでのロゴ記載
募集について
募集期間、人数は限りありません。私たちのサスティナ音楽フェス一緒に何かしたいと思ってくださる企業、民間団体、教育機関を募集いたします。「こんなのどうかな?」の提案から、「何もわからないけど協力したい!」などでもお気軽にお声かけください!ご連絡をいただいた後、まずは対面もしくはオンラインにてお話しさせていただき、どのような関わり方ができるか一緒に考えて行ければと思います。