地域でつながるSDGs

パートナー募集

若者の力でいのちを守る社会を創る!

3.すべての人に健康と福祉を
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学生

inochi Gakusei Innovators’ Program HOKURIKU

中高生がヘルスケア課題解決プランを競うプログラムの運営を行う学生団体。若者にしかできないヘルスケアの課題解決があると信じ、若者の力でいのちを守る社会の実現を目指します。

メンバー

28名

活動開始

2022年3月

活動頻度

週1度の全体ミーティング、部署ごとに週1度のミーティング、2週間に1度程度の教育プログラム開催

webサイト
協働

メッセージ

常識にとらわれない発想力を持つ「若者」が、積極的な行動力を発揮し、大人や社会を巻き込み、命を守る社会をつくっていきたいという想いで活動しています。

私たちの活動に興味のある方はお気軽にお声かけいただけると嬉しいです!

具体的にはこんなことをしています

inochi Gakusei Innovators’ Program(i-GIP)は、中高生がヘルスケア課題解決プランを創出し、競い合う、全国規模のプログラムです。毎年、関西、関東、北陸、四国、九州の全5地域それぞれで、中高・高専生が2~4人でチームを作り、5カ月間にわたり、アイデアを形にしていきます。これからの社会を担っていく若者が、未来のヘルスケアの在り方を思い描き、実現していくために提言・行動するプログラムです。このプログラムを運営しているのが、東京大学・京都大学・慶応大学・大阪大学の医学生を中心に構成している、 inochi WAKAZO Project という次世代イノベーター集団です。

私たち i-GIP HOKURIKU は、この inochi WAKAZO project の北陸支部として、金沢大学の学生が中心となり、石川県金沢で2020年に活動を開始しました。北陸を今よりももっと多くの命を救うことのできる場所にしていくため、北陸の中高・高専生がヘルスケアの課題解決に挑む  i-GIP を金沢大学などで毎年開催しています。プロジェクトの開催期間中、 i-GIP HOKURIKU のメンバーは、中高・高専生チームに専属メンターとして参加し、アイデアの創出やプロトタイプの作成、プレゼンテーションの、社会実装に向けた取り組みなど全ての段階において、参加生徒をサポートしています。質の良いアイデアの創造に留まらず、アイデアが実装され、北陸の地域に深くプロジェクトが生まれることを目指し、大学生だからこそできる柔軟な発想や、それぞれが持つ専門性を生かし活動しています。このプロジェクトによって、日本・世界のヘルスケアを牽引する人材の育成へと繋げていくことで、若者みんなでいのちを守る社会を実現していきたいです。

今年度の i-GIPのテーマ は「心不全パンデミック」です。心不全とは、「心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気」であり、現在、日本だけではなく世界中で患者数や死亡数が増加しています。この背景には、高齢化の進展や、疾患の死亡率が改善されたことにより最終的に心不全になることが増えたこと、心不全の再発率が高いことなどがあげられます。私たちはこの問題に対し、心不全の早期発見と早期予防、心不全患者による身体状況の把握、心不全患者による服薬表協の改善、心不全患者による適切な運動の実施という4つの介入点を軸として立ち向かっていきます。

活動してみての手応えや反響など

大学生メンターがいるいないに関わらず話し合いを進めるなど、中高・高専生が意欲的かつ積極的にプロジェクトに参加できており、今年も面白いアイデアが沢山生まれていると強く手応えを感じています。また、これまで医療従事者や技術者、起業家など30名以上の方をお迎えし、参加生徒に対して講演やメンタリングを行う教育プログラムも開催できていることから、プロジェクトの想いや参加生徒の頑張りに共感してくれる方が、活動を進めるごとに増えてきているとも感じております。中高・高専生を主軸に置いたプログラムではありますが、こういったつながりは私たち運営学生にとっても大きな学び・経験となっています。

唯一、アイデアを創出した後の出口、実際に社会で実現するまでの道筋を立てることが非常に難しく、本当の意味でイノチを守っていくことへの追及は終わらないと考えています。

今後の活動や目標、夢

今年度の i-GIP プログラムは11月に開催される、5か月間のプログラムに参加した全国の中高生がヘルスケア課題解決プランのプレゼンテーションとパネルディスカッションを行う、inochi WAKAZO Forum で終わりを迎えます。参加生徒が、創造したアイデアを実装していく活動を続けるかどうかはそれぞれのチーム次第ですが、彼らにとって今回のプログラムへの参加が、将来を考える上でより意味のあるものになるよう、プログラム終了後にも i-GIP 北陸独自でイベントを開催していく予定です。具体的には、参加生徒や運営学生皆で活動を振り返り、今後どのように生かしていくか、発展させていくかについて交流し考えるイベントを考えています。

お願いしたいこと

  • i-GIP運営に関するアドバイス、中高生のアイデア創出及び実現の支援
  • 私たちの活動についてのマスメディア媒体での取材

協力できること

  • 中学、高校、高専、大学生、これまでのゲストとの繋がり
  • i-GIP運営に関する知識や経験
  • 学生ならではの視点からヘルスケア課題解決に向けたアイデアの創出

募集について

募集の期間、人数は限りありません。まずは対面もしくはオンラインにて面談させていただき、その後はどのように協働できそうか相談していきたいです。

活動実績

修了生 約70名

創出アイデア 約25個

<2020年度> 

・金沢大学主催アントレプレナーコンテスト優秀賞/NEDO賞 W受賞

・静岡工科大学主催ものづくりことづくりコンテスト最優秀賞(浜松市⻑賞)獲得

<2021年度>

・日本AED財団 2021年度AED功労賞 優秀賞 受賞

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ご質問などありましたら、お気軽にご連絡いただけると嬉しいです!