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メッセージ
私たちは「まほうのだがしやチロル堂 金澤店」の運営をしています。子どもたちにとって、まるで田舎のおばあちゃんちのような、いつでも帰れる安心感のある場所を作りたい!そんな思いの母親5人が集まって始まりました。
幅広い世代が繋がり、古き良きものを子供たちへ伝えながらコミュニティを広げる事は、価値観の多様性を知るきっかけになります。私たちの活動を通して、子どもたちが間違いや失敗をおそれず何かに挑戦する体験をして未来へ進んでいってもらえれば、こんな嬉しい事はありません。
大人の私たちが夢を持ち、一歩を踏み出す姿を見て、子どもたちに未来へ進むこと、大人になる事にワクワクしてもらいたいです。昔は、今よりも地域の人たちや周りとの関わりが深かったように思います。1人1人違う個性や価値観をみんなで共有しながら、認め合って、助け合う中で、ひとりで悩む子をなくす場所を作っていきたいと思っています。
失敗を恐れずとにかく一緒にヤッテミヨウ!
具体的にはこんなことをしています
18歳までの子どもたちだけ魔法が使える駄菓子屋カフェ『まほうのだがしやチロル堂 金澤店』の運営を2022年からスタートしました。魔法というのは、店内のカプセル自動販売機、いわゆるガチャで1回100円で手に入れることができる「チロル札」です。この「チロル札」は駄菓子やカレーやポテトと交換できちゃいます!100円が何倍にもなる、子どもたちにとってはまさに魔法の札!通ってくる子どもたちを見ていると、年齢関係なく楽しみ、店内で宿題をしたり前にある公園で遊んだりと、ガチャをしてお菓子を買うだけでなく、チロル堂を楽しんでくれています。また、私たちに学校であった嬉しい出来事や、時には悲しかった事を話してくれる子もいます。親でも先生でも友達でもない、そんな私たちだから聞ける話もあるのかもしれませんね。一緒に笑い、一緒に悩む…、そんな関わりの中で、私たちの方が教わる事もとても多いです。大人の方にはカフェゾーンを憩いの場所として使っていただいています。大人がカフェで支払った代金の一部は子ども達の「チロル札」へと姿を変えます。お腹を空かせた子ども達に間接的にスマートに奢ることができる、そんなシステムになっているのです。いわゆる寄附はお金だけでなく、お米や野菜なども受け付けています。みんなで分け合い、子どもたちの成長を見守りながら、大人から子どもまで様々な価値観の人たちが繋がれる場所になってきていて、とても嬉しいです。
活動のきっかけ
私たちは元々、作家兼社会活動家である藤原ひろのぶさんの講演イベントなどで知り合った母親5人組です。自分たちも何かに挑戦する姿を子どもに見せたいと「ヤッテミヨウ」というグループ名で活動をスタートしました。清掃活動をするにも、何か「楽しい!」を大切にしたくて、ハロウィンにみんなで仮装を楽しみながら海岸清掃をしたりしていました。そんな時、奈良県生駒市にある『まほうのだがしやチロル堂』を知ったんです。なんだかワクワクするこの仕組みや、考え方に共感して「これだ!」と思って、奈良までみんなで行って話を聞いてきました。今は全国的にも増えつつある「チロル堂」ですが、この金澤店が本家のお墨付き第2号店になれたのです。
活動してみての手応えや反響など
「いいものになる!」という漠然とした自信はあったものの、不安もありました。オープンしてみると、子ども達は想像以上に自然に集まり、馴染んでくれました。元気すぎて近所の方からお叱りを受けた事もありますが、町のみなさんも温かく見守ってくれています。私たちも学んだり成長できる部分が多く、精神的報酬を頂いていると感謝の気持ちです。私たちの活動を知って仕組みを詳しく知りたい!という方が見学に来ることもあります。
今後の活動や目標、夢
ご縁ができたこの大野町で、町の方々と大人から子どもまで楽しめる地域の魅力を活かしたイベントやフェスのようなものをするのが今の目標です!
お願いしたいこと
アイデアは溢れんばかりにあるものの、想いを形にする人手や、資金面ではまだまだ不足しています。私たちの活動をご支援いただける「魔法使い※」を募集しています。
※「魔法使い」とはチロル堂の想いに賛同いただける企業の会員、一般会員、活動支援ボランティアの皆さんの呼称です。
協力できること
- 拠点の古民家をレンタルスペースとしての貸出も可能
- カフェや駄菓子は出張もできます
- チロル堂の知見の共有
- 子育ての悩み解決アドバイス
募集について
寄附やイベントなどのお誘いはいつでも受け付けています!
活動をご支援いただける「魔法使い」の皆様にも繋がりを持って、一緒に夢を叶えていきたいと思っています。学生でも、個人でも、団体でも、私たちの活動に興味を持ち、共感頂ける方と一緒に活動ができれば嬉しいです!お気軽にお問合せください!